RSS | ATOM | SEARCH
膏方生活
JUGEMテーマ:学問・学校
毎年この時期になると当地の中医の病院は大忙しだ。
冬は「膏方」の季節だからだ。

この「膏方」というのはこのへん一帯の冬の風物詩みたいなもので、
冬の間に滋養強壮の中薬を飲んで翌年のための体力を養うと言うもの。
普段より多めの種類と量の薬剤を煮出し、膠類を入れてとろみをつけ、糖分で味を調えるもの。
膠も糖分もそれなりに意味があって加えている。
膠はロバの皮の阿膠、亀のお腹側の甲羅を使う亀板膠、鹿の角を使う鹿角膠は補腎、
糖分も補の意味がある。

以前、夫と一緒に近所のクリニックに通っていたときに、
私も体質改善と体力増強のために飲んでみたのだが、
一冬毎日飲む間、風邪を引いたり腹を下したり、いわゆる「実」の症状があるときは飲んではいけない、
大根、緑豆類は食べてはいけない、生物は食べてはいけないなどなど、
いろいろ決まりがあり、私はよく風邪を引いたので、飲んでは休み、休んでは飲み、
それを繰り返しているうち春になってしまった。
最初の目的を達成したわけではなかったし、薬草の量も種類も多いとあってお値段もかなりのもの、
こんな面倒なものやるもんか、患者さんのを見るだけで十分、と思ったけれど−

このところ、体調がすこぶる悪くなってきた。
特にどこが悪いと言うわけではないのだが、今までなかった「胸悶」や、
それが原因で寝られないと言うことが出てきたので、
「これは女性ホルモンが枯渇したか?」と思い、先生に相談すると
「じゃあ、膏方、試してみる?」といわれ、二つ返事でお願いすることに。

先週水曜の外来のときにその話をして、処方箋を書いてもらい、
先生が日曜日に診察しておられる街中の薬局に頼むことに。
支払いは後からなのかと悠長に構えて店に行くと、おばちゃんは早速でかいそろばんで
ばちばち音を立てながら計算して「1739.6元」。なぬー!そんなにするのか!
そんな大金持ってきてないよ。というと「銀行のカードあるでしょ?」へえ、ございます。

そういえば、今年は薬剤の値段が上がっているので、当然膏方の値段も上がっているらしい。
お金足りないから量か種類を減らしてほしいっていう患者さんもいたなあ。
高い買い物だがしょうがない。

で、昨日引取りに行き早速飲んでみた。
私は陶器のかめに入れてもらうのではなく、1回ずつパックにしてもらった。
これをお湯で薄めて朝晩飲むのである。
冷蔵庫に入れて保管しておくので、出すとカチカチになっている。
お湯を沸かした電気ポットのボディにくっつけてあっためてカップに搾り出し、お湯を入れる。
どれ、飲んでみっか。

氷砂糖で甘みをつけてあるのでそれなりに飲みやすいが、
当然そんなに美味しいものではない。
でも、いつもの湯薬の苦くてすっぱくて飲みにくいことを考えたら天国みたいなもんだ。
お湯で飲んでいるせいか、飲んだら足があったかくなってきた。すげー。
良かった、ブシ入れてもらって。

と、今日先生に話したら「そんなにすぐに効き目出ませんよ〜」。それもそうだ。
この薬飲んで元気にならなくちゃだ。

ところで、この膏方、当地以外にも浸透しつつあるそうで、
北方でもやりたいというところから先生に「ぜひウチで」とお声がかかるそうだ。
火曜日も温州の手前まで行ってこられたらしい。
そのあたりは、経済的に豊かなので、「健康で長生き」にお金をかけたい人たちがいるのだとか。
ふーん、セレブのたしなみってとこですかいの。

さー、今日も寝る前に飲むぞー!
 
author:ねこじゃ, category:つれづれ, 20:16
comments(1), -, pookmark
昨日の結婚披露宴
JUGEMテーマ:学問・学校

は、楽しかった。
新婦は私の元クラスメート。
同じクラスだけど学年が上なので「先輩」なんだけど、
私が年が上なので、いつも「ねこじゃ姐さん」と礼儀を尽くしてくれていた。
オーストラリアに上海人の彼氏がいる、とは聞いていたんだけど、
卒業を待って結婚することになっていたらしい。
7月に病院で会ったときに「お姐さん、私12月に結婚しますから」と聞いていたので、
火曜日に電話をもらったときに「ああ、そうかもう12月だもんねえ」と納得。


「お姐さん、ご無沙汰しています。
木曜の晩、時間があったら一緒にご飯食べませんか?」
「でも、場所は西なんです。大丈夫ですか、花園飯店(ホテルオークラ上海)なんですけど」。
あらまなんてゴージャスなところで、と思ったら
「小さいですが婚礼の宴を用意しましたから。先週韓国で結婚式は終わらせたので、こちらでお披露目です」。
「7年制のクラスメートもきますよ」。


誰が来ようと来るまいと、彼女のおめでたいことなら行かずばなるまいて。
気にかけて、声をかけてくれるだけでもありがたいではないか。


で、行ってみると、新郎のおじいちゃんおばあちゃんや親戚、
小さい頃住んでいた場所のご近所さん、
新郎新婦の友達関係などで60人ちょっとぐらい来ていただろうか。
新郎は、よく上海人にいるすらりとしたハンサムな男で、
二人とも、いいおうちに育ってるなあって感じだった。
どちらのご両親も、とても素敵な人たちだった。


彼女はセンスもいいし若いのに気配りもできる人で、
私がぽつんと座っていたら「お姐さん、退屈させちゃってすみません」
うちのクラスの男子二人に「ほら、あんたたち、お姐さんをひとりにしちゃだめよ!」。
いえいえ、私に退屈という文字はございませんのよ。
彼らの結婚写真のプロモーションビデオを見ているだけでも楽しいし、
隣に座った中国人の院生の子達と話していても楽しかった。
お料理も当然おいしかったし。


「今日はお招きありがとう」というと、
「そんなそんな、お姐さんはいつも私にとって特別な存在でしたから」。


「お姐さん、これから二次会行きますよね?新天地で1時間ぐらい、ですから」
と誘われたのだけれど、帰りのことを考えてお断りして帰ってきた。
今朝、昨日となりに座っていた院生のやんやんからメールが来て
「お姐さん、昨日は1時まで騒いで声がかれてるわ〜」。
うんうん、若者はそれでよろしい。


学校に身をおいて6年半。
いろいろな出会いがあり別れがある。
学生でなかったら出会わなかった人たちがいる。
これもまた必然なんだろう。 

author:ねこじゃ, category:つれづれ, 23:10
comments(2), -, pookmark
柳老師
JUGEMテーマ:学問・学校
10月から、毎週日曜の午後は資格試験の補修に出ている。
もとは龍華医院で実習している学生のためだけに開講されていて、
それなりに費用もかかるので、卒業したクラスメートのエリンちゃんが、
「お姐さん、お金かけることないですよ。私のクラスメートが参加したときの録音がありますから、
それ聞くだけで十分ですよ」と言っていたのだが、
2100元はちょっとした出費だけれど、まあ参加してよかったなあと思っている。

今のところ龍華の柳老師が中医基礎と診断学の講義をして下さっている。
柳老師は資格試験関係のこともなさっているとかで、
説明の途中で「試験に出るときはこういう風に問題に出るから」てなことを話してくださったり、
今日は「望舌の説明は以上だけど、これ、実技試験でも出るから気をつけるように」と
実技試験に出たときのポイントを話してくださったり。

「君たち、望舌の方法について説明しなさいって、実技試験で出たら、
ベーって舌を出すだけじゃだめなんだよ」。とべろを出して悪い見本を見せてくださったり。
なかなか、話し上手なので、今まで実はわからなかったことも、
ああ、そういうことでしたかい、って納得することが多い。
ただ、それを全部覚えられるキャパがないのが悲しいんだけど…。

確か、院生の指導もなさっていて、毎年すごい人気だと聞いている。
それもうなづけるなあ。

授業の一環で見学に行った以外は、なんか龍華医院って縁がないんだよねー。
上海一、みたいな名医がたくさんおられるというのは聞いているけれど、
自分がそこに行くイメージがないんだよね。
あ、2年生のときに薬房の実習には行ったけど、それっきり。

柳老師はお忙しい方で、出張や会合が多くて、
この日曜の午後の補修も休みになったり時間が変わったりすることがある。
韓国人の院生のお兄さんがとりまとめをしてくれるんだけど、
ほとんど韓国人だからハングルで連絡事項伝達。
あのー、私たちも含んでくださいましよ。
あられちゃんが通訳してくれなかったら困っちゃう。

日曜の午後〜夕方までってつらいかなと思ったけれど、
柳老師の話が面白いので申し込んでよかったかなと思う。
帰りは大橋六線に乗って帰ってこれるし。

というか、時間は自由にならないこともないのに、全然復習してないなー。
大丈夫かアタシ??
 
author:ねこじゃ, category:がっこう, 21:58
comments(0), -, pookmark
1970年の
JUGEMテーマ:学問・学校
こんにちは〜♪って続けたくなるよね、アタシの年代は。

先日、図書館で調べ物をしていたときのこと。
漢末に出来上がったとされる、私の研究テーマの書物。
その中のとある方剤について、それ以降の人たちがどのように解釈して使ってきたか、
というのをずっと調べているんだけど、これがまた昔の書物がないんだな。

有名な本だとそれなりに出版されているんだけれど、
貸し出し部にないものは6階の古文書閲覧室へ行かなくてはならない。
ここの、本を出してくる先生の物言いが嫌いで、なるべくなら行きたくないのだが、
どうしても古文書じゃないと見られないのもあって、すでに2回ほど足を運んでいる。

「この書物を読みたくて、初めて来たので、勝手がわからないんですが…」といっても、
「はあ?下にあるからそこで読みな」。いえ、無いから来たんですけど、と言ってやっと
「仕方ないわねえ。下にあるはずなのに」とかぶつぶつ言いながらコンピュータで探している。
どうやら書庫にしかないということがわかってやっと腰を上げた。

出てきた書物というのは、100年以上前のもので、かなり年季が入っている。
清の康煕年間とか、雍正何年とか書いてある。すんげー。
読む前に思わず手を合わせちゃいますな。この世に残っててくれてありがとうって。
うう、昔の漢字だから読めねえ…ってのもたまにある。

で、そこでないと調べられないものはそこで調べて、
あとは図書館の4階とか2階でチェック。
で、それを古い順に並べ替えて、どんな風に考え方が変わってきたかを見るんだけど、
清代なんかすごく長いから、初期から末期、民国近くまでいろいろ書物がある。
で、その中の一つの解説に「この本は1970年に書かれ」。

最初はふーん、1970年か、と1900年代の後ろに入れてたんだけど、
ふと考えた。
え、1970年って、ついこの間じゃん。
私の見間違え?と思って再度その本を見てみたらやっぱり1970年。
他の本で調べると「光緒33年」と書いてある。じゃあ、1970年じゃないだろうに。

で、他の本の年表で年号を確認すると、どうやら1907年のようだった。おいおい。
えらい違いじゃないの。

これは出版社に連絡したほうがいいんだろうか。
ううむ。
author:ねこじゃ, category:ろんぶん, 19:56
comments(3), -, pookmark
我的老師
JUGEMテーマ:学問・学校
このところ、病院よりも学校に行くことが多い。
図書館だったり、先生のところだったり、下級生のところだったり。
今の4年生、3年生の学生に会うと「お姐さん、7年制ってどうですか?」と聞かれる。
韓国人だったり、アメリカ華僑だったり、なので中国語ではなんとも言えず、
「まあまあかな」という感じの答えになってしまう。

6年目の子達は、今が指導教官選びの時期らしく、
「お姐さん、○○先生ってどうですか?」とか「こういう方面はどの先生がいいですか?」
と彼らに聞かれることがある。
ご本人の希望する分野でぴったり来る先生がおられることを願うのみだ。

私の同学たちも「指導教官選びのポイント」があり、
まずは自分の専攻分野の先生であること、なのだが、
A「上海人でないこと。先生に患者やほかの学生と上海語だけでコミュニケーション取られたらかなわん」
B「字が読めること。中国人は達筆だけど、病歴簿を見てもわからないんじゃ資料集めができない」
C「学生の面倒を見てくれること」等等。

条件、すべてをクリアする先生なんておられないだろう。
今の6年生や、今年卒業したクラスメートたちのように、5年目に実習に行っていれば、
どの先生がいいかというのは自分の目で見てわかるけれど、
私たちのように、先輩たちからの評判でだいたいのラインを決めて実習に行き、
そのあとで自分の専門分野を確定して先生を選ぶというのは効率悪すぎ。

そうそう、もう一つポイントがあった。
「有名な先生であること」。
どの先生についているか、と尋ねられたときに「某某先生です」と言って、
相手が「おおーーー!」とのけぞるような先生、と言っていた同学もいた。

しかし、その道の達人の先生についたとしても、この間図書館で会った同学みたいに
後悔の種になってしまうんじゃ元も子もない。
彼女は優秀だから自分でいろいろやっていけるとは思うけれど。

学校側がこの中から選ぶようにと指示する一覧表には、
確かにそれなりに有名で優秀な先生の名前が書いてある。
が、どんな風にどう特色があるのかなんてわからない。
学生の指導ができる先生であれば、他の学生たちもつきたがるから競争になる。
自分でつきたい先生を探してくると、またひと悶着。
いろいろあるのがこの国だけれど、ホント、何とかしやがれ!って思うことが多々ある。

この間、小李が「お姐さん、先生はどうやって選んだのですか?」というので
いきさつを話したら「僕のつきたい先生も、一覧表には名前がないんです」。
小李の選んだ先生は私も熱烈recommendしたい鍼灸科の女性の先生だ。
彼が無事この先生につけることを願ってやまないよ。
 
author:ねこじゃ, category:ろんぶん, 11:14
comments(0), -, pookmark
連休明けて
JUGEMテーマ:学問・学校
連休明け、私にはやらなくてはならないことがあったので、
連休中もめちゃ気が重かった。
やらなくてはならないこと、それはこの間の開題報告書に
同行の先生に一筆書いてもらい、それを教務に出しに行くこと。
連休に入る前に、私の先生からは一筆もらい、同行の先生に知り合いがいないので、
先生にお願いしたら「じゃあ、私が傷寒論の先生に頼んであげるから」とおっしゃってくださって、
それを取りに行けばいいだけなんだけれど~。

先生のいないところにいくというのもなんだしなー。
一応、教務の先生にはファイルを送ったときに提出が遅れる旨を伝えてはおいたけれど、
事務的なことをする側からすれば遅れるやつは許せない!のは身をもって経験済み。
あー、絶対怒られるんだろうなー。いやみの一つ二つ言われるに違いない。
とかあれこれ考えて気が重かったんだけれど−。

11時過ぎぐらいに先生の研究室に行くと、教務の先生も来ていて、
「アナタも張老師を探してるの〜?」はい、さようでございます。
この先生も用があって11時に行きますからと言っていたらしい。
「先生、たぶん張老師は授業中ですよ。11時半ぐらいに戻られると思います」と言うと、
「うーん、困ったわ」といって言ってしまった。

待つことしばし。
私の先生、にこやかに登場。
「これでいいですか?」と渡してくれたものには、結構偉い先生のコメントが…。
ありがたいことだー。こういうのは、誰がコメントを書くかで評価がまたちょっと違う。
その足で下のコピー屋に行き、そこだけコピーしてまた4階へ。
 
教務の部屋に行くと、さっきの先生はおらず、そこのトップの先生がお仕事中。
「先生〜、ねこですが、修正版持って来ました〜」というと、
「ああ、ねこ、ご苦労様。これは修正版の最終版ね?」と念を押され、うなづくと、
「アナタの綜術だけどね」…げげ、これも修正しなくちゃいけないのか…。

「点数をつける先生方からいい評価をもらってるわよ。よく考えています、って」。
ええ、ほんとですかい??
ありがたいことだ。そう言われると、ほんと「やっててよかった」←○もんしき?
他の学生さんよりも年季入ってますから、それはある意味当然ではあるんだけれど。
「いい先生にはいい学生がつくのよね〜」と教務の先生に言われて恐縮でございます。
先生はすごくいいんだけどアタシは…。恥ずかしい限りだ。
もっと頑張らないと。

時々クラスメートと顔をあわせると「あなたの先生は面倒見てくれる?」みたいな話になる。
先生方はそれぞれ忙しいので、大体は「ほったらかし」。
私もある意味ほったらかしではあるんだけれど、それでも何とかできるから、
と思っておられるようなところもある。
この間、図書館であったクラスメートみたいに「あんまり関係良くないかもだ」ってこともない。
水曜の外来は、先生が診察の合間にぷち講義をしてくださるし、
昼はみんなでお昼ご飯をいただいて、いろいろな話をして、とても和やか〜。
ありがたいことだなあと思う。

「先生、私は幸せでございますよ〜」と言うと「え?なんで?」。
「私のクラスメートはすごく偉い先生についていて、いつも忙しくてほったらかしだって言ってました」。
すると先生「私は暇ですから〜」。あ、あ、あそういう意味じゃなくてさ〜!!

こういう話ができるのもありがたいものだ。
やっと論文の山登りの入り口まで来たぞー。
今までは靴を履いて準備運動したところぐらい。
さしずめ今回のことは、「いい靴選んだわね」って褒められたって感じか。

その靴はいて、頑張るで!
author:ねこじゃ, category:ろんぶん, 20:14
comments(0), -, pookmark
めちゃショック…
JUGEMテーマ:学問・学校
 今日はだんなさんの上司のご一家に精進料理の店に連れて行ってもらった。
植物園の中にある精進料理で有名なお店で、 ちょっとお高いのだが、
お店きれい、お姐さんたちもキレイ、料理も美味しいので、 なかなかお勧めでございます。

ご機嫌で帰ってきて、夫にパソコンのメモリーを増設してもらい、
ネットに繋いだら、いつもアメーバで仲良くしている友達からメッセージが。
「ありがとうございました」。
あら、やだわ、こんなにあらたまって。アタシなんかしたっけ?
と思いきや。

メッセージをくれたのはこの友達のご主人。
この友達が、9月30日になくなって、通夜、告別式を終えたと言う連絡と、
生前、仲良くしてもらってありがとうございましたということが書いてあった。
がーーーん!大ショック。 めちゃめちゃショックやーーん!

実際にあったことはありませんが、同じくアメーバで知り合った友達と、
毎日つぶやきやピグで顔をあわせていたので、
「来年3人で会おう!」と約束していた。
彼女は東京に住んでいるのだが、もう一人が静岡在住で、子供が生まれたばかりなので、
「子供が小さいから、移動は大変。私たちが静岡行こうよ!」と言って、
私と彼女が二人で東京で落ち合い、静岡に行く予定だった。
 「じっくり計画練って、楽しもうね!」。

もともと持病があって、具合の悪いときもあったようなので心配していたのだが…。
神様は何で急に彼女をつれて行っちゃったのか。
月並みではあるけれど、彼女のことを思いながら、
目の前にあることをとやっていくだけだなあと思う。
悲しいけれど、悲しんでばかりじゃ彼女に怒られると思うし。

どんな人だったんだろう?
どんな声で話す人だったんだろう?
私が何十年か後に天国に行ったら、絶対見つけて欲しい。
で、会ったら彼女に言うんだ。「もー。何で急に行っちゃったのよ!って。
その後は、女の子のおしゃべり大会するの。

んでまづ。

追:今日は昼にこのレストランで食事した後、臥佛寺まで歩いていき、
しばらくそこいらを散策したのだが、夫が突然「なんか眠い。だるいとかいうんじゃなくて、
なんていうか、この気に酔ったって感じ」といって、爆睡。
私はその間、ベンチに座ってその場の気を感じていたのだが、
もしかすると、彼女が来ていたのかもしれない。
心地よい秋の北京の空気の中にやってきて、私の周りを包んでいたのかもしれない。

なんともいえない喪失感。
大人になってわかることの一つかもしれない。
author:ねこじゃ, category:じんせい, 22:39
comments(4), -, pookmark
とある後悔
JUGEMテーマ:学問・学校
開題報告書を先生に見てもらうために昼休み学校へ行った。
修正箇所を指摘してもらい、図書館へ行ったら、他の病院に行っているクラスメートに会った。
病院実習が終わる前に、ウチの学年のミーティングがあったときに顔をあわせたきりだから、
ホント久しぶりに会った。

お互いに「最近どう?」「開題終わった?」。
私が「やっと終わったよ。いろいろ修正点があってさ」というと
「アタシもよ。なんかいまいちでさあー。7年生に上がるんじゃなかったって思うわ」。

話を聞くと、彼女は今婦人科の偉い先生についていて、
その先生が会議だ出張だで忙しいので、あまり面倒を見てもらえないらしい。
外来も週1日、それも偉い先生なのであまり患者をとらないらしい。
「7年生ってもっと深くいろいろ勉強できると思ったのに全然よ。がっかり。
先生も忙しいから、ほとんど病院にいないし。」

確かに、ウチの学年は留学生の7年生1期でカリキュラムもめちゃくちゃ。
単位数を合わせるために入れたのか?って授業もあったし、
基礎過程でやってこなかったから無理やり詰め込んだ?って科目もあった。
臨床方向の7年生のはずなのに、5年目の課程はあんまり臨床と関係ないのが多かったし、
彼女が嘆くのもわからないではない。

基礎班の子達の開題に参加して発表を聞いていたら、
臨床例を集めるとか動物実験のデータを集めるとか、
そういう子たちが評価をする先生方から「半年で間に合うの?」と聞かれていた。
なら、どうしてもっと早くからやらせないんだろう?
1年間の病院実習があるとはいえ、もうちょっと時間の安排できないもんなのか。

私は後悔はしていないけれど、これでよかったのか?と思うことはある。
夫が応援してくれるから、ありがたくこの勉強を続けさせてもらっているけれど、
7年も時間をかける価値があるんだろうか、とは考える。
ただ、7年かけて得たものは大きいし、7年生に上がってわかったこともいろいろ。
「何もしてもらえないから」と不満をたれるだけの子達と同じになっていたかもしれない。

彼女は私より若いし優秀なので、これからの道はいくらでもあるはず。
それを本人がどう見つけていくか、なんだけど。
author:ねこじゃ, category:ろんぶん, 11:04
comments(0), -, pookmark
開題報告終わる
JUGEMテーマ:学問・学校
先週の水曜日、先生の外来に出ていたら携帯が鳴った。
誰かと思ったら、基礎医学院の事務室の先生だった。
「アンタ、開題報告がもうすぐなのに、どうして報告書出さないの!?」え?もうすぐって…。
「あのー、来週に延びたのは聞いていますが、具体的にいつかは知らないんですが」と答えると、
「来週月曜日の午後よ。いつ報告出せるの??」。
事前にいついつまで出せって聞いてないじゃん。
外来は午前中だけなので、午後学校に出しに行く旨を伝えて電話を切ったがー

一人だけ違うことをしようとすると、いろんなトラブルがつきものだ。
まあそれは最初から想定していたし、一人だけ違うから大目に見てもらえることもある。
昼ごはんをいただいてから速攻で帰り、学校に提出しに行くと、
「今のところ月曜の午後の予定だけど、他の学生との時間の調整があるかもしれないから、
もしかしたら火曜の8時半からの組になるかも」。
ああ、そうですかい。まあ早いうちに終わったほうがありがたい。

で、月曜日。
もしかして月曜の朝の組になってたりしたらヤなので、早めに事務室に行って、
時間を確認しようと聞いてみたら「あら、○×先生から連絡が行ってるでしょ?」と非難口調。
え?連絡??来てませんけど。
「聞いてないの?じゃあ調べてあげるわね」とそこにいた先生が見てくれたら
「アナタは明日の午後、一番最後よ」。げげ。トリですかい。
まあ、留学生だし、基礎班の子達が終わってから、という順番もわからないではない。
他の学生の発表を聞いてから、というのはありがたいけれど、
連絡が来ていないことのほうがひっかかる。

アタシって、基礎医学院05班の虫垂みたいなもん??
あってもなくても同じ??

病院での開題はこの間スビン姐さんとパーサーのを聞きに行ったので、
どんな風かは知っていたが、基礎医学院はまたちょっと違っていた。
普通の教室でやるのと、パソコンの画面が机に埋め込んであるので見づらい。
緊張しないかと思っていたけれど、結構緊張してろれろれ。
発表が終わると先生方も「留学生か〜じゃ、しょうがないか~」って感じに。

開題は、これからの論文の方向性を指導してもらうためなので、
不合格というのはないのだが、学生によっては、テーマを根本的に見直すとか、
研究の方法を変えるとか、いろいろ指示が出る。
私も、研究内容の幅が広すぎるので、もっと狭くしないと期間内に終わらないよ、とか、
今時そんな患者は来ないはずだから、その病気に限定しないほうがいいとか、
いろいろアドバイスをしていただいた。
それを先生に報告すると「あー、やっぱり」。ううむ、先生はわかっておられたんや。
あえて指摘しなかったのは、評価をする先生が指摘したほうが、
私のためになると思っておられたからだろう。

修正して、来週提出すればひと段落。
12月の中間発表に向けて、これとこれはやっておきなさいね、と
先生からアドバイスもいただけたし、10月からまたスタート。
ふー、山はまだまだ高いわ。てか、まだ上ってもいないよ。
靴履いたところぐらいかもだ。

んでまづ。 
author:ねこじゃ, category:ろんぶん, 10:42
comments(4), -, pookmark
むかしむかし、浦島は
JUGEMテーマ:学問・学校
助けた亀に連れられて〜♪
と、いうわけではないんだけれど、なんだか浦島太郎の気分。

今週、日本は週のはじめと終わりが3連休で、まさに出かけろバージョン。
それを利用して日本から友達が来ていたので、食事に行くことにした。
浦東に着いて、そこから晩の国内線に乗るというので、
浦東から出るのかと思いきや「虹橋からです〜」。
それを知らずに、張江の駅前か、このあいだ石頭に連れてってもらった張江鎮か、
どちらかにすればよかろうと思っていたのだが、いったん西に行ってまた東の果てに
来させるのも気の毒なので、陸家嘴で会うことにした。
あそこなら、IFCもあるし、栓抜きもある。

IFCのおかげで、栓抜きも行きやすくなった。
おのぼりさんと、それ目当てに商売をしようという人たちでごった返し、
暗くて汚い印象しかなかった陸家嘴の駅を、IFCの側だけとはいえ、
高級感あふれるきれいなものにしたのはさすがだ。
まあ、とりあえず時間も早いので栓抜きの青葉に行こう。

この青葉という台湾料理屋は確か香港にもあって、
仲間内で美味しい店として評判だった。
以前、夫と行ってそこそこ美味しかったので行ってみたのだが、
人数も少ないし、ご本人が今回連休するためにハードワークで疲れ気味だとかで
余り品数も頼めず、たっぷり堪能しました、というわけには行かなかった。

じゃあデザートでも、と栓抜きの地下に降りてびっくり。
テナントほぼ総入れ替え。
上海で一番客のいないであろうミスタードーナッツはとんこつラーメンの屯ちんかなんかに変わってたし、
山パンのあったところには堂島ロールのお店が、
真ん中の一等地にあったチョコレートのレオニダスも姿を消していて、
その向こうにあったケーキ屋もなくなっている。

ううむ、地下1階がこんなふうとは、地下2階はどうなっているんだろう、と行ってみると。
これまたテナントほぼ入れ替わり。
さっき来るときに見慣れない名前のカレーやが入ってるなあと思ったら−
地下2階を仕切っていた会社が撤退したのか、レイアウトはほぼそのままで、
高級感を売り物にしていたフードモールは、栓抜きオフィスビルで働く人たちの
社員食堂のごとき大衆路線になっていた。
エスカレーターの脇に置いてある「ご自由にお取りください」のうちわを見てまたたまげた。

「柚子帝国になってるやんけ!」

いったい、いつの間にあの会社が撤退したんだろう。
時々もらってくる情報誌にも、昔のフードモールがあるような記載になっている。
石釜で焼くぱりぱりピッツァのサルバトーレクォモぐらいはあるだろう、と思いきや、
それも柚子のイタリアンに取って代わられている。
じゃあ、銀たこでたこ焼きでも買って帰るかと思ったら、そこはお好み焼きの店になってるし。

栓抜きができて2年、たぶんテナントの契約更新をしなかったってことだろう。
今でこそ地下鉄の駅からそう遠くない感じがするけれど、
この間まであの辺は道路工事ばっかりしてたから、行きにくいという感じだったし、
客層も、あの上のホテルの宿泊客や、タクシーで乗りつける日本人がほとんど。
他のフロアには大衆向けの日本食やもあったけれど、そこは開店してすぐに行って、
余りにローカル化してたんで二度と行ってない。

高級路線を狙ったジモのカップルが披露宴に使ってたりしてたけど、
あの薄暗くて、黒服がサービスするような雰囲気は、
悪いけど上海には合わない。
どんなに高級感出したって、地元の金持ちは来ませんのよ。
あそこの会社、多分つぶしてまた作り直してるんじゃないのか、って気もするねえ。

あ、そういえば、アタシここのプリペイドカードにわずかだけどお金入ってる!。
それってどこでどうやって処理するんだろう。
てかさ、撤退するなら撤退するって言ってくれよ。
言いたくないだろうけど。客に対して誠意のない商売したらいかんよ。

む。てことは川っぷちのサルバトーレはまだあるのかしら?
以前、友達と行ってみたら「改装中」だったことがあるけど。

そんなわけで、かなり失望して帰ってきたんだけれど、
この日の収穫は、とんかつの「会津まる家」が入ってたこと。
やったー。ここのとんかつ美味しいって夫が言ってたのよね。今度来よう。

そうだ、誕生日にケーキもなんもなかったから、
堂島ロールで恵方巻きしたろ。

んでまづ。
 
author:ねこじゃ, category:つれづれ, 16:46
comments(2), -, pookmark