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上海男子
JUGEMテーマ:学問・学校

推拿の実習が終わり、あとは試験勉強に全力投球!と思ったものの、
そのあと用があって日本に行っていたりして、なかなか思うように勉強できない。
なんせ暑い。昼はもちろん、夜も暑い。
エアコンが嫌いだから、窓を開けて寝るのだが、気温がそんなに下がるわけではないので、
連日熱帯夜、そして窓から蚊が入ってくる。
刺されてかゆいのとあせもがかゆいので寝られない。
ので、昼間はどうしても昼寝をしてしまう。いったいいつ勉強するんだアタシ??

それでもやらないわけにはいかないので、ちょっとずつやっているが到底間に合うとも思えない。
ううむ。

勉強をしていると、実習に行っていたころに来ていたちびっこたちを思い出す。
あの子は具合がよくなったかしら、とか、あの親子はまた来てるのかなとか。
前の実習の時もそうだったけれど、忘れられない子供と言うのが何人かいる。

以前、小児推拿科で実習していたときは、斜頸の子供が多かった記憶があったのだが、
今回は、虚弱で、食の細い子供が多かったような気がする。
おっぱいをあまり飲まないという乳児から、小学生ぐらいまで。
一番多いのは3歳児ぐらいだろうか。
そういう子供さんが来ると、沈老師がお腹を、私が手を揉む。
老師はお腹を揉みながら子供一人一人に話しかける。

「昨日、ご飯どのぐらい食べた?」「お肉ちゃんはたべたかな?」
日本でも幼児に話しかけるときは大人とはまた違う言葉をつかったりするけれど、
こちらでもそれは同じみたいだった。
食が細くてあまり食べないと便秘になる子供と、もともと胃腸が弱くてゆるくなりがちな子供と、
それぞれ手を揉みながら、ついいろいろなことを観察してしまうわたくし。

このところ、子供たちの「上海語離れ」が進んでいるとは聞いているが、
ネイティブのじいちゃんばあちゃんに預けられているちびっこたちは、日常の会話は上海語。
ウチの先生方も上海人なので、子供に話しかけるときも上海語だ。
私はついていくのに必死。

食が細くて来ていた男の子は、沈老師が上海語で話しかけると上海語で返事をする。
それがなんともかわいいのである。
「No」を意味する「んま」とか、子どもの声で言われるとなんか萌え〜。
しかも、小さいけどなかなか男前。ああ、上海男子〜。
色白で、ヤサ男タイプ、大人になったらもてるだろうなあーとか余計なことを考えたりして。

それから、斜頸の治療に来ていたポンポンという男の子。
むっちりとお肉がついていて、笑顔がなんともかわいくて癒されるのである。

他の子たちもみなかわいくて、早く良くなれよ〜と声をかけずにいられなかった。
彼らを連れてくるかあちゃんとかばあちゃんとかの態度が悪くて暴れそうになったけれど。

いろいろ回り道はしたけれど、やっぱりこの道でやって行きたい、と思った1か月だった。
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 23:51
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痛てててて!
JUGEMテーマ:学問・学校

この勉強を始めたころ、主婦仲間の一人から
「いいなあ、針とかマッサージ習うなんて。
お金出さなくても友達にやってもらえるんでしょう?」と言われた。
ええ、その通り。
ただし、金を出さない分、技術もそれなりだ。
というか、最初から誰だって何だってできるわけないから、
習ったらそれを練習して習得するわけで。

今一緒に実習に行っている同学は何事においても大変研究熱心で、
担当の先生がどんどん学生に実践させていることもあって、
私や他の学生を相手に「もんであげる」と肩や背中をもんでくれる。

肩や背中、腰をもんだら最後に脊椎を調整する。
私はあまり好きではないんだけれど、やらないとゆがんだままになったらヤだし。
うまく表現できないんだけど、「ひねりおこし」って感じ。
いや、絞られる雑巾か。
横になって肩と股関節に力をかけてひねる感じ。

今日もこれをやってもらって、しばらくしたら、背中が痛くてたまらなくなってきた。
あたたたた。触っただけでも痛い。
この位置は第三胸椎だなー。折れてはいないだろうけれど、
その近辺の筋肉とか筋を傷めたのかもしれない。
う、う、頭痛もしてきたじゃん。

今日、呂老師は午後が外来。
患者さん山盛り。院生のお兄さんやら、インターンのお兄さんが総出で対応。
患者さんが切れたところで、院生のお兄さんに「背中痛い〜」と泣きついて
その付近をもんでもらい、調整してもらう。

こういう痛い思いをしないと、いろいろなことが学べない。
いい経験ではあるけれど、やっぱり辛いのよねー。

明日にはよくなっているといいんだけど。
 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 21:35
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どこも同じ
JUGEMテーマ:学問・学校
今回、推拿実習でペアを組んでいるのは、マレーシア人のお嬢さんだ。
7年制に上がる予定らしいが、奨学金の件やら、他のいろいろがあるらしく、
院に上がった方がいいだろうか?てなことを聞いてくる。

その他にもいろいろ話をするのだが、今日は彼女が卒業実習に行っていた龍華医院の話になった。
下の学年の人たちから「卒業実習の病院はどこがいいか?」とよく聞かれるので、
私が経験していない龍華医院について聞いてみたくなったからだ。

龍華医院は、何事においてもウチの学校の附属病院の中で「一番」。
学生に対していろいろ厳しいのも「一番」、ただし学生に対するケアも「一番」だと聞いている。
上海市の「名老中医」が多いことでも有名で、レベルも「一番」という評判。
自分の家が西側にあるとか、つきたい先生がいるという理由でこの病院を選ぶ学生もいるが、
どうやら「龍華ブランド」や「資格試験のローテーション目的」で選ぶ学生もいるようだ。

で、このお嬢さんに「下の学年の人たちから、実習先はどこがいいかって聞かれるんだけど、龍華ってどうかな?」と尋ねると
「アタシもよく聞かれたわ。だからこう言ってやるの『みんな同じよ』ってね」。

「龍華は出欠に厳しいって言われてるけど、そんなの当たり前でしょ。
実習に来るのが当たり前なのに来ないから怒られるのであって、来てれば文句言われないじゃん。

お姐さん達は、曙光で自選で2か月好きなところ行けるでしょ。龍華はそれがないのよ。
自分の好きなところに行きたいって教務に行ったら、これは病院があなたたちにふさわしい科を選んでやってるんだ、って。
他の病院に行った子たちは、自選の2か月は放射科(いわゆるレントゲン室)行って、
何もすることなくてぶらぶらしてたり、帰って来てたりしてたけど、そんなのできないし」。

へー、そうなんや。
知らんことだらけや。

「アタシたちの時は、市中医に行った子たちが、月初めに1回、月末に1回出勤するだけでOK、
って言ってたので、そんなにゆるいならみんな行きたがるじゃないですか、
で、今までごくわずかしか市中医に行きたがらなかったのに、今回いきなり10数人が希望を出して、
学校がこれっていったい??って思って聞いてみたら誰かがそのこと言ったらしくて、
今年からは出欠厳しくなったようですよ」。

ああ、そういえば私も下の学年の人に「…って聞いてるんですけどそうなんですか?」って聞かれたなあ。
こういうわけだったんや。と、彼女に言うと、
「あれ、お姐さん知らなかったんですか?これは有名な話ですよ」。

どこの病院に行っても、それなりに一長一短だろう。
そこの先生との相性もあるだろうし。
私は自分の先生がおられるのでウチの病院を選んだけれど、
そこで得たものは大きかったし、他に行っていたらそれなりにいろいろなものを得たと思う。

私が1年次には1か月全部だった実習も、今年は2週間なんだそうだ。
楽でいいなあと思いつつ、得るものも半分だろうなと思う。
日数が少ないからこそ、たくさんのものを得るように頑張ってほしいと思う。




 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 17:26
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推拿実習始まり〜
JUGEMテーマ:学問・学校
試験があり、卒業式があり、今日から推拿の実習に岳陽病院まで行っている。
試験が終わったら引っ越しをしなくてはならないので、
早めに終わらせるものは終わらせておこうと思い、7月に実習に行くことにした。

本当は去年のうちに終わらせたかったのだが、「卒業してからでないと実習行けない決まりだから」。
前の班主任は上海人の言うことは聞くのに私たちの言うことは「学校の決まりだから」
「あなたたちにできるわけないでしょ」てなことで片づける。
上海人にもそういうのなら納得だが、上海人だけは特別扱いするからむかつく。
他のクラスメートは上海人が早めに行きたいというのに乗っかって
在学中に実習を終わらせていたのだが、
私はその時期、日本に帰ったりしていたので、鍼灸の実習は行ったが、
推拿の実習だけが残っていたのである。

私のほかにパーサーとチニョンが実習を残していたのだが、
チニョンは筆記試験が終わってから行きたいといい、
私も最初はそのつもりでいたものの、引っ越しをすることになって、
急遽7月に行けそうなら行くことにした。ので、あとから
「試験終わってから行くって言ったじゃないですかあー!」と恨まれたが致し方なし。

さて、この鍼灸推拿の実習は、この間一緒に卒業した2学年下の子たちと一緒だ。
鍼灸組と推拿組に分かれ、1か月ずつ。
私は今月の推拿の実習だけだ。
教務からそれぞれの担当の先生のところに行くように、と言われて推拿科に行ったが
その先生が見当たらない。
待つことしばし。それでも現れない。
班長さんが聞いて回ったら、病棟にいるらしいとのこと。
みんなでぞろぞろと病棟に行くと、どうやら回診中。
仕方ないのでまた門診に戻り、ひたすら待つ。

しばらくして担当の先生がやってきて説明。
「君たちには半分成人推拿、半分は小児推拿に行ってもらうから」。
2週間ずつ半分ずつということらしい。
韓国人が「先生、私は小児推拿行きたくないんで成人だけにしてください」。あらなんとストレートな。
先生、あっさりと「ダメ。教学要求はどちらも、ということになっているから」。
私も「先生、私は小児推拿を専門に勉強したいんです。前にも来たことがあって、先生方も存じ上げているので、その先生につかせてください」というと、
「あっそう、じゃ、違う先生がいいかね?」。いえ、前の先生がいいです。

そんなわけで、私はマレーシア人のお嬢さんと組んで、最初の週は成人推拿の呂老師につくことになったのだが、
今日はその先生がおられないらしい。
おいおい、こんな按排ありかよ。
しょうがないので、私は小児推拿に顔を出すことにする。
前についていた先生が覚えていてくださって、ありがたかった。
しかし、小児推拿の「絶叫の館」には研修のお医者はいるし、
学生はいるし、人口密度めちゃ高し。

いったいどうなることやら。
しかも、朝6時に家を出なくてはならない。
私が卒業したことを知っている知り合いからは「暇でいいですよね」みたいに言われたが、
まだまだ左団扇には程遠そうだ。



 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 17:58
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実習が終わってから
 6月27日に1年間の実習が終わった。
7月からはまた新たな1年がスタート。

毎日いろいろありすぎて、ここに書く気力も失せるぐらいだったんだけれど、
書き残しておいたほうがいいこともあるので、
これから書いていくつもり。

昨日は、大陸の学生さんたちのオリエンテーションに行ってきた。
私が指導教官にとお願いした先生がおられる学部の学生と一緒に
これからは論文のテーマ発表や中間発表、そして最後の答弁を行うことになり、
他のクラスメートたちとは完全に分かれてしまった。

この勉強を始めてから、いろいろなことが「初めて」だったけれど、
今回もまた、他のクラスメートがやっていない「初めて」にチャレンジ。
まったくチャレンジャー人生もいいところだ。

面白いのは、その学部の子達の卒論テーマは多岐に渡っていて、
臨床の子もいれば、科学研究、動物実験などを行う子もいるし、
文献の研究の子もいるらしい。
論文の発表会楽しそうだな〜。

楽しめるようにアタシも頑張らないとだ。
最近パソコンもネットも調子が悪くて、いつつながらなくなるかって
びびりながらネットしてるよ。
ヤダヤダ。
こういう心配しなくてよい人が羨ましいわ。

んでまづ。
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 21:34
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内庭ねえ
JUGEMテーマ:学問・学校
ここと、もう一つのブログと、それからもう一つ、一般に公開していない日記を書いているサイトがある。
どうして一般公開じゃないかと言うと「会員制」だから。
そこにはまあいろいろな人たちが日記を書いているんだけれど、時々「?」という日記を目にする。
まあ、個人の日記なんて何を書いてもいいんだけれど、情報提供系の日記だと、
その内容が「?}と言うものだとどうしても気になる。

しかも、その日記を書いている人がプロフィールを公開していなかったりすると、
どういう人だかわからないのでコメントも書きようがない。
「釈迦に説法」ってのはキライだしねえ。
まあ、釈迦に説法しちゃってたら「そりゃすんまへん」と謝るけれど。

この間、その人物が書いていたのは「○○に効くツボについて」。
ほほう。同業者がいたのか、と思ってみてみたら、
なにやら勉強したとかで、自分が一番信頼している本に載っていたから、てな感じで
穴位の名前やら書いてあるのだが−

ううむ、鼻炎に効くツボにどうして「内庭」が入っているんだろう?
この「内庭」というのは、足の第二指と第三指の間の穴位で、足陽明胃経の穴位。
末端の穴位は清熱の穴位。ここも、胃に熱がこもって胸焼けしたりする場合に使う。
って、習ったんだけどなあ。私の思い違い?
と思って先生に聞きたら「普通は使わないけどねえ」。
日本ではそういう使い方をするんだろうか。謎。

日本では経絡とかどんな風に習っているのか聞いてみなくちゃだなあ。


 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 00:19
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減肥鍼灸
JUGEMテーマ:学問・学校

今日の外来の劉老師。
以前、アフリカに行かされていたことがあるそうで、
フランス語も英語も堪能。
この間もフランス人の患者さんが来て、
とってもトレビアーンなフランス語を話されてましたわ。

彼女のところには減肥鍼灸の人たちが来る。
つまりダイエット鍼ですな。
おへそを中心に、上下左右の穴位(ツボですな)に針を打ち、
特定の穴位に電気をかけて筋肉を動かす。

この電気をかける穴位が先生によって違う。
なので、今日の患者さんには劉老師のオリジナル穴位、
他の先生は他の先生のオリジナル穴位に電気をかける。

効果の程はと言うと「人それぞれ」なんだそう。
早い人は1ヶ月から3ヶ月で、1年ぐらいかかる人もいるんだって。

日本だとどういう風にするんでしょ。

火曜日の李老師という女性の老師の日には、顔に針を打つおねいちゃんが来る。
しわ取りでもしてるのかと思ったら、「シミがあるからよ」。
へー。そんなことにも使えるんだ。
私が「先生、目の下のしわ取りにもつかますかねえ?」と聞くと、
「顔用の鍼を買って自分でやってみれば?」

げげ…もっとひどくなったら悲惨じゃん。

2週間もいると、患者さんの顔もわかってくる。
向こうから「ねこ医生〜」と声をかけてくれたり。
嬉しいことだ。
今日はいつもの風船おばちゃんがいないので、
どうしたのかと思ったら、劉老師曰く
「もうすぐ冬至でしょ。こっちは冬至に掃墓行くから、あのおばちゃんも今里帰り中なのよ」。
そうだったんだ。そういえば先週そんなこと言ってたなあ。
「来週は里帰りで」てなことが聞こえてたけどそういうことやったんや。

劉老師についている学生のレンレンちゃんが、
「おばちゃんが心配なの?」。
「うん、具合でも悪いのかと思っちゃった」。
彼女はもうだいぶ長いこと劉老師にかかっているのだが、
来た当初はかなり具合が悪かったのだそうだ
今日3時間ほど来た研修のお医者に「針の効果」について説明していた時、
彼女のことを例に出していた。

来週、2回彼女に会ったら、しばらくは顔をあわせることもないんだなあと思うと、
なんだか寂しい気持ちになる。
声をかけてくれる患者さんも同じく。
あと2週間、心をこめて患者さんたちに接していきたいものだ。

author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 13:41
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岳陽スタイル
JUGEMテーマ:学問・学校

鍼灸科での実習も4日目。
昨日の午後は主任の門診だったけど、テストがあったんで欠席。
今まで土曜も主任の門診だと思っていたんだけど、
ローテーションが変わったのか、今日の午前は女性の王老師の門診だった。
昨日の午前中も王老師で、患者さんが結構少なめだったんだけど、
今日は結構来ていて私も朝からフル稼働。

そして、土曜日は伝統中医の余老師の門診もあるので、
あそこの一角はどえりゃーことになっている。
朝から患者さんがごんずい玉状態。

特に余老師がテレビに出て梅花鍼で頭皮を叩くといい、てなことをおっしゃってから、
MY梅花鍼を持参して大挙して押し掛けている。
あちこちで若いお医者や学生に頭をぽくぽくやってもらっている人たちだらけ。
当然、お灸の人もたくさんいるので煙が目にしみる〜。

今月は鍼灸科に来ている学生は私一人のようで、大陸の学生は専家外来の先生の時だけ来る。
なので、李老師お二人とか、劉老師以外の老師の時はほぼ先生とサシ。
老師が針を打ったら、電気をかけて、時間が来たらはずして吸い玉、
これは岳陽にいたときと変わらないんだけど、時々老師が電気までやってくれるのでありがたい。

さて、こまごまとしたこと、たとえば針のはずし方や、電気をかけるときの方法、
吸い玉の使い方など、そういったことは5月に実習に行ったときに学んだことが役に立っている。
毎週、自分が針を打たれている経験からも役に立つこともあるし、
いろんなことが「やっててよかった」。

そう考えると、「岳陽スタイル」とも言うべきものがあるなあと思ったり。
まあ岳陽だって、いろんな先生がおられるから違いはあると思うんだけど、
道具や設備など、こちらの病院が見習うこともたくさんあるのよね。
せめて、吸い玉の数は今の倍ぐらいにして欲しいなあ。
こちらは、金属製のトレイみたいなのに10個ほどの玉をのせて患者さんのところを行ったり来たり。
玉の内側が汚れて、消毒液につけてたりするとすぐ玉が少なくなってしまう。
岳陽ではでっかい手提げバスケットに山盛り入ってるから、
3人ぐらい同時に吸い玉できるし、汚れて消毒液につけてても、
きれいな玉がたくさんあるから全然困らなかった。
時々アタシたちが割っちゃって数が減ってたけど…。

今日なんか、吸い玉やるための90%アルコールを入れているビンの蓋だけがなくなってたし。
あちこち探したら、なぜか隣の治療室に転がってたって、いったい…。

そうそう、別に岳陽でなくてもいいんだけど、学びたいのは「困った患者さんの扱い方」。
今日も「なぜ私をほっておくのか?」と逆恨みされたしねえ。
いえ、ほっておいてるんじゃなくて、お医者も一人、学生も一人だから、ですのよ。
「なんで王医生が来ないの??お金払ってるんだから来るのは当然でしょ」
うーむ、針を打たれてないならまだしも、既に打たれてますけど。
「お灸してあげて」といわれたので、箱型のお灸器を持っていくと、
「この間熱くてやけどした。王医生にやってもらわないとだめ」。
老師は「アンタがやって」って、板ばさみですがな。

本当なのかどうかは知らないけれど、いつぞや来た時にほっておかれたという体験があるらしく、
そのことを繰り返し私に言うんだけど、言われてもねえ。
老師だって、次から次から患者さんが来るんだから、付きっ切りってわけに行かないし。
第一、早くしろって言うから開いてる診察室のベッドを借りてるんじゃん。
「何でこんなところにおいておくんだ?」って、言われてもねえ。

受付のお姐さんに話したら「ああ、また来たのね」。
その後もしばらく老師に絡んでは文句を言っていた。
挙句、他の患者さんに針打ってるところにまで行って文句をたれていたので、
患者さんのほうが怒って「今、アタシの治療してるんだから文句なら終わってからにして」。

王老師は「じゃあ、不満があるなら水曜日に来て。僕の先生が門診で来るから、
その先生に見てもらいなさい。僕はその先生から鍼灸に関する全てを学んだから」。
へえ。水曜日って言うと李老師お二人のどっちかだなあ。

その患者さんが文句をたれている間にも次から次へと患者さんがやってきて、
私も老師もフル稼働だった。終わった頃には当然エスカレーターも止まってるし…。

あー。やっと休める。





 

author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 22:40
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鍼灸科実習1日目
JUGEMテーマ:学問・学校
今日から12月。今年もあと1ヶ月か。
この月が終われば実習も半分終わったことになる。
同じ学年の、もう卒業してるクラスメートに会って話をしたときに、
「2年なんてあっという間だよ」と言われたけれど、
この半年弱はホント長かったな〜って感じ。

さて、今月は鍼灸科実習。
昨日のうちに担当の先生のところに挨拶に行っておいた。
ちょうど下級生のラナちゃんたちがいたので、「先生、明日からは彼女が来ますから」
と言ってくれた。なんてありがたい。
おまけに「彼女はひとりで来ますから」。 
ありがたいわー。私が一人になったいきさつをよく知る一人だしね。

初日、午前も午後も専家門診。お二人とも李姓の上海人のおいちゃん。
タイプは違うが、それぞれ患者さんがたくさん来ていた。

午前の李国安老師に「今月ここでお世話になるものですが」と挨拶をすると
「ふーん、アンタどこの人?日本人?何で中医の勉強しようと思ったわけ」と軽くジャブ。
「なんで?」と言われるとそこからが長くなるのがわたくし。
老師は私の話を聞いてふんふんとうなづきながら患者さんに針を打っていく。

怖いおいちゃんかな〜と思ったが、この年代の上海人の殿方によくいるようなおっちゃんだった。
この年代のおいちゃん、岳陽の張老師もそうだけれど、
患者さんたちと接する態度が柔らかくて、会話にセンスがあってなんともいいのである。
李国老師が膝の関節炎の男性の患者さんに針を打ちながら
「この患者は膝の炎症でね。腫れてるでしょ、表面温度も片方に比べて高いし」うんうん。
「何でこうなるかわかる?」え…なんでって、関節炎の理由?腫れて熱を持ってるから…と考えていると
「この患者さんはね〜昔、脂肪肝だったんだよ〜。それが治ったら脂肪がここに来ちゃって〜」。
患者さんも付き添いで来てる人も大笑い。おいおい、そんな原因って…。

私も冗談だとは思いつつ「なるほど〜。じゃあ、昔はお腹が五花肉で、今は膝が五花肉ですか〜」。
五花肉というのはばら肉のこと。脂のってまっせ〜。

午後の李鼎老師は、お弟子さんをぞろぞろ引き連れて登場。
その間、普通門診の王老師のところにも患者さんは来る。
李老師の専家外来は早々に終了したが、最後のほうにきた普通門診の患者さんが
針を打たれて留針している間に、王老師が「じゃあ、あと吸い玉して終わってね」。
うーむ、今月も10月同様のハードな毎日になりそうだなあ。
土曜も来いって言われてるし…。

先月まるまる更新しなかったので、いろいろな方から「大丈夫か?」「生きてるか?」との
問い合わせをいただいた。
おまけに先月はこちらで大きな火事もあったので、その心配までしていただいて。
ありがたいことだと思う。応援して、見守ってくださる方がいるのは何よりの励み。

おかげさまで生きてはいるけれど、10月の婦人科のハードワークがたたって死に掛けてますわ。
この世でまだやることがあるみたいで死なないけどね〜。

先月の中医外科のあれこれは、おいおいアップするのでこまめにチェックぷりーず。
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 19:06
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嬉しくない
JUGEMテーマ:学問・学校

誰かに感謝されて嬉しくない人っていないはず。
当たり前のことをしているだけなのに猛烈に感謝されたりすると、
とても恐縮しちゃったりするわたくしでございます。

しかしだ。
このところ、感謝の言葉を言われてもぜーんぜん嬉しくないってことがある。

ウチの病院、午前中はどこの科でも患者さんてんこ盛り。
ごんずい玉状態。
昔はもっとすごいごんずい玉状態で、秩序もなんもあったもんじゃなくて、
この10年ほどで、病院も銀行も「早い者勝ち」の世界から
「秩序を持ってきちんと並びましょう」になったのに、
それでも人民の意識は昔のままのようで、順番どおりと言う言葉は存在しないようだ。
様々な理由をつけて、それも正当でない理由で自分だけを優遇してもらおうとする。

先月、婦人科にいたときはそういう人がたくさんいて、
交通整理も大変でございましたのよ奥様。
呼ばれた人以外は病室の中に入らないようにと入り口に書いてあっても入ってくる。
「外でお待ちください」と3回言ったら出て行ったと思いきや、
先に検査に行くというので検査伝票を切って渡すと、力いっぱいもぎりとって捨て台詞。
ふんだ。上海語だからわかんないヨーダ。
先生方も学生も「まただよ」って感じでそのまんま。

こういう人たちが多いので、自分だけ先にして欲しい人たちに「謝謝」と言われても
ぜーーんぜん嬉しくない。

きちんと順番を守って、お行儀よく診察してもらっている患者さんだと、
終わって帰っていくときに「謝謝」って言われたら、
背中に向かってお大事に〜と言わずにいられないんだけどねえ。

不妊治療で来てる人なんかだと、おっと、ウチの先生は「調理月経」、
つまり月経不順の治療という言い方をするのだが
そういう患者さんだと背中に向かって「がんばれ〜!」って言いたくなりますわ。

今日はねえ、自分の医療保険で父ちゃんの薬を出してくれって言う人が来て、
主任に怒られてるし。
こちらは、保険のある人はカルテ代わりの病歴ノートがあるんだけど、
それに父ちゃんの病歴書いたり、母ちゃんの病歴書いたりしたら、
一体誰がどの病気なのかわからなくなるってもんだよ。
実際、それを悪用した事件もいろいろ起こっている。

「すいませんすいません、ホントにすいません」って言ってるけど
そういうときだけ都合いいんだから、ってつぶやくわたくし〜。

そうそう、田舎から来てるんだから今日どうしても入院させろってごねた家族もいたなあ。
その患者さんの前に数人がベッド待ちだって言われてたのに。
入院に関してはホントいろいろ、悲喜こもごもの攻防戦。

さて、なんだかんだ言っても今の科は明日でおしまい。
実習もほぼ半分。何を得たんだろうかと疑問の毎日。

 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 22:21
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