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女の園
JUGEMテーマ:学問・学校
先週は連休明けだったので、ウォーミングアップという感じだったのだが、
今週から本格的に始まったって感じ。
先週3日普通門診に来てみて、ちょっと状況がわかってきた。

どうやら普通門診の先生は毎月違うようで、今月は束老師とその学生が担当する。
そこに大陸の学生さんが二人きていて、検査とパソコン操作をしつつ検査伝票を切っている模様。
なので、私が検査伝票の担当になることに。
パソコン操作をしようにも、老師の書く病歴簿は達筆すぎて読めないし、
検査はまだまだできないので、さて自分の身の振り方をどうしたものか、と考えて−

今週は専家門診の老師について宿題のための病歴を集めよう。
普通外来の患者さんは、中薬を出すことはめったにないのである。
なぜならほとんどが「陰道炎」「妊娠してるかどうかの検査とその後の処置」で、
「月経失調」の患者さんもだいたいはホルモン剤を使ったりするし、
中薬の必要な患者さんは専家門診にいくことが多いし、そう勧めている。
で、来週からは専家外来に行きつつ、こっちで手伝いをしよう。

月曜は普通門診のみ、火曜は老中医の戴老師と、主任の張敏老師、
水曜は張勤華老師と斉老師、木曜は束老師、金曜は張敏老師の専家門診。

それにしてもこの大陸の学生さんたち、可愛いだけじゃなくなかなかできる。
私がもたもたしていると「我来!」とやってくれるし、
それぞれの仕事っぷりもたいしたものだ。
婦人科付きの看護師さん二人もお若いのにきりきりと仕事してるし。

患者さんも女、老師も学生も女、まさに女の園。
まあ、ほんといろいろでございます。

 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 20:57
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初の土曜出勤
JUGEMテーマ:学問・学校

初日、お姐さんたちが渡してくれた紙には、この科でよく使う薬や、
処置伝票の番号、手順等が書いてあった。
ああ、なるほど、そういえばこの処置にはこの伝票切ったなあ、と思いながら
一通り目を通して、よく使うものを自分の手帳に書いてチェック。
見ただけで覚えられるような素晴らしい頭脳ではないので、どうしても書かざるを得ない。

その中に気になるフレーズがあった。
「星期六需上斑」なんですとー!土曜日は必ず出て来いって書いてある!!
まあ、土曜日だろうと平日同様に忙しいのは容易に予想できるし
むしろ、土曜日しか来られない患者さんもいるからもっと忙しいかもしれない。
うーむ、専家門診にいたらこんなことは無かったのに…。

まあとりあえず最初だし行ってみないと…と行ってみると、
我らが束老師は昨日は当直だったとかで、今日は別の先生が来るようだった。
お弟子の学生がいるらしく、伝票に先生のはんこを押している名前を見ると、
あれ、水曜休んでおられた先生だ。あらま。

先生が来られてからはいつものように怒涛の忙しさだ。
呼吸器科同様、今か今かと順番を待って中に入って来て居座る人も多いし、
婦人科なので男性立ち入り禁止なのに恋人や奥方にくっついて入ってくる人もいる。
交通整理も必要だし、検査伝票も切らなくちゃいけないし、狭い机の上は伝票でごちゃごちゃ、
みんなよくこんなんでやってるなあと妙に感心してしまう。

今日は、いつもいる3人のうち一人は来ておらず、代わりに今日の先生の学生さんと、
今年院に上がったばかりと思しいお姐さんが来ていた。
今日の先生についている学生さんに昼に話を聞いたら、
どうやらカナダ籍の華人で、広州で本科の勉強をしてきたらしい。
ちょっと舌を巻き加減だったからこのあたりの人ではなさそうだ。

婦人科の先生はこてこてのネイティブの方が多い。
束老師も、銭老師も、今日の張老師も、普通語も美しく話すけれど、
地元の人が来るとすぐにジモ語になる。
ありがたいのは、学生さんたちがみな北方出身者のようで、
先生方が普通語で話しかけていることだ。
これが両方ジモの人だったら、アタシなんかいたたまれませんわ。

土曜日も当然昼ご飯はさんで5時まで。
ここの科は「じゃあまず検査して」となるので、受付票をもらって順番どおりに呼んでいても、
途中で検査の結果が出た人たちが来るので、呼んだもののなかなか診てもらえないことがある。
呼んだのにいないので後回しにすると「いつまで待たせるんだ」と怒鳴り込み。
私らが「さっき呼んだやん」と言っても聞かないで暴れてるし。

今日は隣のブロックの手術室で手術があったようで、患者さんの家族が前の廊下で
手術が終わるのを待っているようだった。
一応、こちらの病院にも手術が終わるまでの待合室があるようなのだが、
待ちきれないのか手術室の前で寝ている人までいた。
うーん、そばにいたい気持ちはわかるけどねえ。
そこにいて手術が早く終わる魔法があるわけでもないと思うんだけどなあ。

挙句、婦人科の待合室にやってきて、
大声で騒いでるし、タバコ吸ってるし。
アタシはタバコの煙にはうるさいでっせー。ちょっとでもにおいがしたら「消せ」って言いに行くね。
そこが喫煙所ならいいですよ、なんぼ吸おうと。
でもさー、妊婦さんだって来てるんだし、第一ここ病院でしょうよ。
アタシは言いに行きましたな「ここでタバコ吸わんといてや」。
といっても、自分だけは許されると思っている人たちのようで全然やめない。
「吸うなって言ってんだよ。吸いたいなら外行きな」というと、一応腰は上げたが、
なんとその向かい側の窓のところで吸っている。おい。
と思ったら看護師さんが通りかかったので「タバコ吸ってますー」と言うと、看護師さんが
「ここは禁煙でしょ。今すぐ消しなさい!」と言ったので、窓枠でごりごりと消していたが、
まったくマナー悪すぎで困るよ。

今日は張老師は宿直だそうで、学生に「じゃ、夕食食べよっか。なんか出前とって」といって
学生に電話をさせていたが、つながらないとかまだ休みだとかで「しょうがないわねえ」。
あ、そうだ。今言っておかないとと思い
「先生、申し遅れましたがわたくし今月ここで実習する留学生です」と言うと「アラそうなの」。
ええ、座敷わらしみたいにこっそり座ってましたけどね〜。

「中国語聞き取れる?なら大丈夫だけど」と先生がおっしゃるので、
「ええ、ぼちぼちです」と言うと、出前のメニュウを見ていたこの先生の学生が
「伝票も書けるんですよ」と言うではないの。
へえ、そういう評価なんだ。ちょっと嬉しいかもだ。

土曜日は今まで針打たれにいき、原稿を書く日だったので、それがつぶれるのは痛いけど、
1ヶ月だけだから、まあ頑張ろう。
てか、再来月鍼灸科に行ったらまた土曜も出勤だけどね〜。

author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 19:43
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10月、初日は
JUGEMテーマ:学問・学校

今日は10月の実習初日。
今月は婦人科での実習となる。
私たちに成績をつける先生は専家外来の水曜の午前しか来ないよ、と
最初に婦人科実習だったクラスメートに言われていたのだが、
ちょうど呼吸器科の主任の門診と重なっていて、抜けることができず、
挨拶をしていなかったのだが、初日が水曜なのでその日に早めに行って
10月からここで実習である旨を連絡すれば良かろうと思ったのだが−

先生は休みだった。ああ…

ひとまず普通門診の部屋に行くと、大陸の学生さんが3人、
みな忙しそうに検査の伝票に必要事項を書き込んで事前の準備をしている様子。
「あのー、今日からここで実習する留学生なんですが」というと、
「あらそうなの。じゃあ、これあげるから読んでね」となにやら印刷したものをくれた。

そこに普通門診の先生登場。あれ、束老師じゃん。
束老師は私が1年次の実習で西院の婦人科にお世話になったときの先生だ。
「ご無沙汰してます〜」というと、ちょっと思い出してくださったようで、
「あら、そういえば昔来た事あったわね」。 

診察が始まるとまさに「戦場」のような忙しさだ。
連休中でもあり、また専家外来の先生がいないこともあって、
手術室の先生も借り出しての診察となった。
隣の部屋の手伝いに行って、といわれたものの、
初日なもんでマシン操作もおぼつかない。
そこに別の先生登場。あら、銭老師でないの。

銭老師も1年次にお世話になった。
「あー、顔は覚えてる、でも名前が出てこないなー」。
ありがたいことだ。
しかし、達筆すぎて病歴簿の字は読めないわ、マシン操作がやばいわで、
またしてもお払い箱になってしまった。

大陸の学生さんたちは7年制の最終学年だそうで、
検査にしてもマシン操作にしてもかなり慣れているので、
いろいろ教えてもらいながら私も検査伝票を切ったり、検査の手伝いをしたり。

西院でも婦人科の患者さんはものすごく多かったけれど、
こちらもだいぶ患者さんが増えてきたようで、
200人ぐらい来たんじゃかなかろうか。
終わったのは5時半を回っていて、途中で看護師さんも帰っていったし。
なんだかよくわからんうちに初日は終わってしまった。

その後用事があって空港に行ったりしたので、帰ってきたら頭痛、発熱。
夕食もそこそこにもう寝るよー(涙)。

author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 21:21
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交通整理
JUGEMテーマ:学問・学校

こちらの人たちは、常にものすごい猜疑心で生きている、みたい。
自分が中心の王様みたいな人たちだから、自分がないがしろにされることは耐え難い。
他の人はどうあれ、自分だけが大事にされなきゃいや。

主任の外来には毎回ものすごい数の患者さんが来る。
半日だけでも最低70人は来る。
受付の時間を見るとみなかなり早い時間から来ている。
内分泌の季老師のとこの患者さんも4時半から来ててびっくりしたけど、
こちらも6時半には来てるんじゃないかって感じ。

ウチの病院は、それぞれの科の外来の待合室に看護師さんがいて、
そこで受付の表を預かり、順番に呼んでいく。
こちらの人たちに順番と言う概念がないのか、我先に入ってこようとして喧嘩になる。
みな受付の時に自分の番号が何番か知らされるはずなのに。
順番が来たので呼ぶと不在。仕方がないので次の人を入れるとやってきて
「何でそいつが先なんだ?」てか、呼んでも今いなかったじゃん。

自分の番はまだかとぞろぞろ入ってきて出て行かない。
看護師さんが「順番に呼んでるから出て行って」と言っても出て行かない。
耳がないのか、言葉がわからないのか。
処方箋を待つのも同じこと。ごんずい玉みたいに固まっている。

あー、だから主任の外来いやなんだよなー。
いてもいなくても同じだから来るのやめようかな〜と思ったのだが。

先週、発見したのである。
この人たち、かまって欲しいし大事にして欲しいんだ。
たまたま私が受付伝票を渡されて、患者を呼びに行く役目を仰せつかったので、
交通整理をする方法を考えてやってみることにした。

看護師さんが伝票を持ってきたら、廊下に出て順番の新しい患者さんから
いるかどうかをチェックして声をかけておく。
「○番はどなたですか?次ですからね。終わったら呼びますから」
そうすると自分があとどれぐらいかわかって向こうも安心する。
病歴簿とか準備しておいてもらえるし。
で、受付の伝票は真ん中から切って、半分は主任に、
半分は領収書として患者さんに渡すので、その真ん中に切れ目を入れておく。

で、前の患者さんが終わったらすばやく伝票を切って主任に渡し、
同時に立ち上がって「○番のだれそれさん」と呼ぶ。
向こうは今か今かと待っているから、私が椅子から腰を上げた時点で部屋に来る。
そうすると、滞りなく患者さんを入れられるし、患者さん同士も喧嘩しなくて済む。
でもまあ、こっちが「31番はどなたですか?」って言ってるのに、
32番のおっさんが「俺だ」とか言い出して、モノホンの31番のおじさんが怒り出したり、
70番を呼んでるのに72番が勝手に入ってきたり、どういう頭の構造してるんだか、
って人たちもいるけど、前よりはとても平和。

今日は113人も受付したんで、主任はいったん昼ごはんに行ってまた戻り診察。
全員の診察が終わったのは1時近かった。
「次の人は?」と言われて「終わりだそうです」と言うと、主任がなんと「ご苦労さん」。
おおおお!今までいてもいなくても同じ存在だと思ってたら!
交通整理して、主任も大声で患者さん呼ばなくてよかったからだろうか??

こちらが笑顔で相手に声をかければ、向こうもほっとしたようになって
話しかけてきたりするし、こんな風に平和な雰囲気になるならもっと早くからやればよかった。
もう明日しかないじゃん。

あと1日、がんばろ。 

author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 23:06
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いくつになっても
JUGEMテーマ:学問・学校
私ももう47歳のおばさんだが、親にしてみたらまだまだ手のかかる子供なのだろう。
子供はいくつになっても親という傘の下にいるものなのかもしれない。

こちらにいるとそのことを実感する事件がいろいろある。
その一つがいい年しても親が病状を説明する子供。
これは、1年次の実習のときからずっと気になっていたのだが、
毎年毎年同じ光景を目にしてきた。そして今も。

これが、学齢期前の幼児レベルまでならわかる。
まあ、小学校低学年ぐらいまでなら許す。
しかし、中学生、高校生になってるのに、親がべらべらと病状をしゃべり、
肝心の患者はしれーっと座って薄笑いを浮かべているだけ。
まあ、命に別状がないからそういう状態なんだろうけど、
自分でどういう状態なのか何で言わないんだろう?

まあ、中高生ぐらいなら100歩ぐらい譲って仕方ないと思うことにしてもだ、
大学生とか、この間来た患者さんなんか年齢見たら24歳って書いてあったよ。コリャびっくり。
しかも、言語障害があって誰かが代わりに意思を伝えなくてはならないとか、
聴覚障害があって医師との間に意思の疎通ができないとか言うわけでもなさそうだ。
へんなのー。

今日も両親に付き添われて、いかにも箱入り娘ですって感じの13歳が来た。
これまた自分で一言もいわない。最初は親の言うことを聞いていた今日の先生も、
「君は一体いくつなんだ?13歳?なぜ親が全部言う?どこが具合悪いか言ってみなさい」
といって、本人にいろいろ聞き始めた。
蚊の鳴くような声でなにやら言っていたようだけれど、全然聞こえねえよー。

私はその後処方箋の打ち込みをしていたのであまり聞こえなかったけれど、
どうやら親がエリート教育をしているようで「娘は勉強ばっかりで疲れている、かわいそうだ」
てなことを言い出して、腹の中で「ならやらすな」と思ったわたくし。
洗脳して、大人になっても自分の恩を忘れないように教育するんだろうなあ。

かと思うと、君は人間の着ぐるみを着てる動物?て感じの子たちもいるしね。
元気があっていい、という人もいるだろうけど、何処でも動き回るだけじゃ、
元気がいいとは言えないと思うけどねえ。
子供を取り巻く環境が昔とは違うとは言っても、一人の人間として育てることの基本は
変わらないんじゃないか?と思ったりする私なのよ。
それはどの国だから、ってことはないでしょう。人としての基本はみな共通のはず。

まあ、呼吸器科ってのもいろんなものが見えてくるなあと思う。
どの科もそうなんだけど、身体的な原因で病気になっているというよりも、
心理的に原因があって病気になってる人も多いし。
こちらではまだまだ心療内科って重視されてるわけじゃないんだけど、
いずれ絶対必要になるし、偽者も出てくるかもしれないね。

さあ来週はどうなることやら。
いよいよ最終週だしね。 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 17:56
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なんもできましぇん
JUGEMテーマ:学問・学校
毎週火曜の午前と水曜の午後は副主任のパン老師につかせてもらっている。
一足先に呼吸器科で実習を終えたクラスメートの熱烈recommend。
先月末に、傾向と対策を聞いたら「パン老師って言う女性の先生がいいよ。
すごく丁寧に教えてくれるし」と言っていたので、とても期待していたのである。

実際についてみると、ホントその期待を裏切らない先生だった。
北方のご出身だそうで、上海語は聞いてわかるけれど話さないので助かる。
院生を抱えているわけでもないし、普段病棟におられるので、学生は私一人。 
クラスメートの言うように丁寧にあれこれ教えてくださるし、
患者さんの喉を見るときも一緒に覗かせてくれるしどんな状況なのか説明してくださる。

患者さんともいろいろ話し、説明をして診察を終える。
だから、数をこなすという点では主任の午前中80人には及ばないかもしれないけど、
「半日で20人ぐらいっていうのが私の理想なの」とおっしゃるだけあって、
だいたいコミットどおりの数字になる。

パン老師は時々私のことを聞いてくる。
それはありきたりな「家族は?子供は?何処に住んでるの?上海に来て何年?」といったことから、
「来年卒業なの?アラ違うの?指導教官は決めた?」などなど学校のことまで、
そのたびにまた身の上話を繰り返すことになる。
「今年が実習の1年目なんです。だから何も知らないし何もできましぇんがな」と言うと、
パン老師は「アラ、パソコン使うのだって前よりずっと早くなったじゃないの」。

なるほど。
私は字を打つのは早いけど、そのほかの作業は1日2日もらわないとできるようにならない。
内分泌科の季老師のところで練習したせいか、前よりはマシン作業に詳しくなったけど、
まだまだだな〜って自分でも思うのよね。
目標は消化器の張老師のところにいる秋元奈緒美に似たお姐さんだなあ。

私が多少なりとも成長できたのはパン老師のおかげだ。
彼女は私がへまをやったり入力が遅くても怒らない。
私が自分の失敗に気がついて慌てふためいても「大丈夫よ、ココを修正すればいいんだから」
「こういう風にすれば失敗が少なくなるわよ」とアドバイスをしてくださる。
何もできないんだから間違えて当然、その中で覚えていけば良いと思っているのか、
私の性格を知ってのことなのか、こんな風に指導されると、
私みたいな人はセルフ反省できて、次から失敗が減るのである。

私たちは実習に来ているが、自分の勉強をしながらお医者の手伝いもする必要がある。
主任みたいにものすごくたくさん患者さんを抱えていたら、
学生の指導なんてできないし、そう考えると、指導をするための決まった先生が
各科にいてくれたら良いのになあと思う。
西の婦人科の銭老師なんかは、外来もあるけど学生に教える担当みたいだしなあ。
しかも1日100人ぐらい診察するのにねえ。
こういう先生、西だけじゃなくて東にも欲しいなあ。

あと1週間で呼吸器科の実習も終わり。
パン老師ともあと2日しかご一緒できないのかー。残念だなあ。
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 22:42
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中医経典理論的現代臨床応用
JUGEMテーマ:学問・学校
という講座があるのは知っていたが、金曜1日と土曜日半日、
金曜の午前は内分泌の季老師の手伝いをしているからいけないかな〜と思って申し込まなかった。
が、先週の金曜日、季老師から「前にいた学生が戻ってきたから来なくていいよ」とお払い箱になり、
じゃあ、今週は今までついたことがない専家門診の先生のところにいくかと思いきや、
その部屋に行って見ると学生がのんびり朝ご飯を食べながらなにやら機械の準備をしている。
「今日は○○老師の門診じゃないんですか?」というと「今日は先生いないよ。休みだから」。あれま。

時間ができたとなったら伝統中医科に行って手伝いをするか、自習をするか、
学校に行って資料探しをするか。
と、ふと思い出して普通門診の部屋を覗くといついるのか全然わからなかった史老師がおられる。
なので、お願いして普通問診を見せてもらうことにした。
たまたま先生が隣の陳老師と話をしている時に教務の先生が通りがかり、
「今日、古典の講座があるから行ったら?」と言ってくれたのだが、
そのうち患者さんが次々来てしまい、言えずじまいになってしまった。

史老師は教務から学生に成績をつけると聞いていた先生なので、
テストをどうするのか聞かなくちゃいけない。ちょうど最後の患者さんが終わったところで聞いてみた。
「先生、テストはどのようにするのですか?」。
すると史老師「アナタ病棟に来るの?」「いえ、外来だけって聞いてますが」と答えると
「うーん、外来はテストしたことがないわねえ、病棟に来るならテストするけど。
というか、誰がテストするって?」とのこと。げげ、病棟ですかい。
まあ、門診つまり外来にいても宿題の20例をこなしたら後は病棟で修行をと思っていたんだけど、
宿題すら怪しい状態だしなあ。

その後患者さんが来たのでその話は終わりになったけど、テストないならそれでよかろう。
パン老師にお願いして成績つけてもらわなくちゃだ。

午後は普通問診にいても若い女性の先生でしかも西医の先生なので、
古典の講座を聞きに行くことにした。
2階の講堂に行くと前で傳老師が受付中。
「午後から参加してもいいですか〜?」と訪ねると「いいわよ〜」とのこと。
その後休憩室に荷物を取りに行くと、テホン君が「む!もう帰るの??」。
いやいや、午後はこの講座に出るんですがな。

テホン君は1年生の頃から顔は知っているけれど、学校であっても挨拶することもなく
実習に来てから結構話をしてくれるようになった。
「今日の午前なんて、患者二人だよ二人!めっちゃ暇」と文句たれていた。

さて、午後の講座はそこそこ有名な先生方の話だった。
婦人科の卓老師は、1年次の実習でお会いしたことがあるが、
教科書の編纂委員のお一人だったりして、かなり有名な先生。
黄帝内経の理論による婦人科治療の考え方について、と言う内容だったが、
これがなかなか面白かった。

その中で出てきた話で、最近は卵巣が従来よりも早く衰えちゃう人が増えているらしい。
もともと、胚胎期に卵母細胞ができるので、既に決まった数の細胞を持って生まれてくるのだが、
そこから先、発達が悪いとか、またはもともと少ない細胞数で生まれてくるとか、
そんなケースも増えているみたい。

自分が身体悪くて妊娠も出産も放棄しちゃったから、
これからお母さんになる人たちには、若いうちから妊娠、出産を
視野に入れた生活をして欲しいと思う。
もちろん、自分だけでなく次の世代もね。
自分の子供が不妊で悩んだりしたら気の毒だろうし。

この講座の話はまたあらためて書くとして、
参加者が結構少ないことが気になった。
普通にお医者をしているとはいえ、かなり実績のある偉い先生方なので、
もっとたくさんの人に聞いてほしかったなあと思う。
この主催がウチの病院の伝統中医科だってあらかじめ知ってたら、
いろいろお手伝いさせてもらったのになあ。

でもって、もちろん参加者のマナーも気になったけどさ、私のことだから(笑)。 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 17:25
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辛いもの禁止
JUGEMテーマ:学問・学校
呼吸器科の専家門診の部屋には「咳の出る人が食べちゃ行けない7項目」だったか、
タイプ打ちされたものがラミネートパウチされてレントゲン見る機械の所においてある。
咳が止まらないとやってくる患者さんに、主任が診察の後「じゃ、この注意事項見てね」と指をさす。

近頃は便利なものでみんな携帯のカメラでパシャパシャやっている。
そうでない人は一所懸命書き写し、それすらやりたくない人は「コピーをくれ」と言って暴れる。
必要なら自分でコピーして、と院生のあんちゃんたちが言うと、
「そんなの病院で用意しろよ。受付費にコピー代入ってんだろ」。
はあ?じゃあ、全部の科、患者全員にコピー用意しろってか。

こういう、自分勝手で理不尽な要求をしているってことがわからないらしい。
「てかさ、それ、おかしくね?」って、渋谷のまくどで放課後化粧する
女子高生みたいになっちゃったわー。

さて、消化器科にいたときも、呼吸器科にいる今も、手伝いに行っていた内分泌科でも
患者さんによっては「辛いもの禁止」の人がいる。
辛いものは食欲を刺激するんだけど、胃壁とかも刺激しすぎで病気になっちゃうことがあるし、
熱のものだからそれによって悪化する人もいる。
が、辛いものがないと食が進まない人もいるのである。
かく言うわたくしも辛いものが大好き。それも子供の頃から。
ご家庭のカレーなんかぼけた甘みがいやで食べたくないとか言ってたし、
お寿司のわさびなんかも平気な子供。
私も今辛いもの全面禁止って言われたら暴れるかもしれないなあ。

内分泌科では甲状腺の病気の人たちが「豆乳飲んじゃいかんよ」または
「キャベツとか人参、かぼちゃ食べちゃダメだよ」と言われていたっけなあ。
前者は甲状腺機能亢進の人。どうやら豆乳に含まれる成分が甲状腺に良くないらしい。
後者は逆で、機能減退の人。甲状腺ホルモンには、ベータカロチンがビタミンAに変わったものを
運ぶ機能があるらしいんだけど、このホルモンが少ないと、効果的に運ばれず、
ビタミンAが体内のあちこちにおきっぱなしになるんだとか。

呼吸器科では、脂っこいものや甘いもの、味の濃いものはダメとか、
果物でも酸味の強いものはダメとか、身体を冷やすものはダメとか、
たくさん注意事項があってみんな「あれはどうだ?」「これもだめか?」と言いながら
その注意事項を書き写したり写真取ったり。

このところ、季節の変わり目だからか喘息の人や咳が止まらないと言う人がたくさん来る。
これから乾燥がきつくなってくると更に増えるんだろうなあ。
辛いものは控えめにして、皆さんご注意くださいましよ。
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 22:40
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結核
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先月、呼吸器科で実習していたクラスメートに、
どんな患者さんが多いかを聞いてみたことがある。
「うーん、みんな風邪とか咳とか、気管支炎とか」と言った後、
「あと、めったに無いけど結核とか腫瘤とか」とのこと。
へー、結核、と思っていたら−

いるんだなあ、結構。結核の患者さん。
で、普通の患者さんと同じく待合で待ってるし、
げほげほ咳込んでるし、いいのかー?
まあ、回復期だからってことらしいんだけど。

前月は「めったにいなかった」結核の患者さん、
今日の午後だけでもお二人ほど来てましたわ。
昨日の午前中にも同じぐらいいたなあ。
結核性の胸膜炎とかで胸に水がたまってる人とか。

昨日の午前と今日の午後の先生は同じ方なので、
患者さんが途切れた時に聞いてみた。
「先生、この頃結核の患者さん多いですね」。

先生は「そうなのよ、それも若い人に増えていてね」とおっしゃるし。
「生活面でストレスが大きくなると、身体の抵抗力、免疫力が下がっちゃうからねえ。
若い人も結核になりやすいのよ」なるほど。

生き物はすべて共存しているわけで、 もやしもんというアニメじゃないけど、
微生物とも共存しているってことなのよね。
普段は私らの身体を守る機能が働いて、菌が周りにいても
速攻で病気になるって事はまれ、その機能が働かなくなるとやばし。

日本でも結核の患者さんが増えてるとか聞きますな。
日本なんかだと、どこでも清潔で食べ物も不自由しないのに。
こっちは衛生的に問題があるし、食べ物に困る人もたくさん。
病院に来て薬を出してもらっても「高いから返す」って人までいるのよね。
栄養状態が悪くて結核になってる人もいるだろうな〜って感じの患者さんも来るし。

この勉強を始めて思うのは、病気の原因はなんなのか?ってこと。
病気にならない体作りを考えた時、それは一つだけの要素ではなしえないってことでさ。
WHOの唱える健康の定義もそうですが、本人の身体も精神も、
そして社会も健全でないとみな健康に離れないのよん。

いいかー、総裁選で身内の茶番やってる場合じゃないがねー!
日本だけじゃなくて、他の国もだー!
健康な社会が健康な人を作るんだし、健康な人が健康な社会を作るんだかんな。

まずは自分の体を知るところから始めないとね。

そうそう、昔懐かしいツベルクリン検査されてる人もいたなあ。

これから秋になって湿度が下がってくると乾燥の季節。
喉やられますからみなさまお気をつけ下さいましよ。 

 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 22:24
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主任スペシャル
JUGEMテーマ:学問・学校
1年次、夏の実習は曙光の西、婦人科だった。
習ってもいない婦人科に行かせるとは、教務課もかなり太っ腹だが、
ここでの実習は私にとってかなり実りあるものだった。

そのときにも、5年生の卒業実習の韓国人先輩達が来ていて、
一応は担当の先生のいる普通門診に来ても、その後は勝手にあっちへこっちへ、
専家門診の先生についたりしていたっけ。
どの先生もご自身の「経験方」と呼ばれる処方を二つ三つもっていて、
つまりは「○×先生スペシャル」って感じ。
先輩方はその処方が出ると必死でそれをノートに写してたけど、
同じ境遇になってそれはわかるような気がする。

呼吸器科の先生方も、自分の処方を必ず持っていて、
症状にあわせてそこに足したり引いたりする。
私も主任の後ろで見ているうち、「主任スペシャル」がある事に気がついた。
学生さんが、画面の左側に表示される「良く使う処方や検査の登録」のところから
止咳方、化痰方といった名称をクリックすると、
画面にはその処方が表示される。ああ、こういう風になってるんや。

1週間いてわかったのだが、呼吸器科は1回分の薬がめちゃ多い。
基本の「止咳方」にしたって、15ぐらい既に入っていて、人によってはその倍ぐらい、
その他の薬が加わることがあるから、もって帰るのも一苦労だろうし、
家で煮るのも大変じゃないのかなあと思ったり。

それで症状が良くなるならいいんだけどね。

草薬は、各科ごとに独自の使い方があったり、また西薬もその科ごとに覚えなくてはならない。
お医者さんは偉いなあ、なんて妙に感動してみたりする。
て、こんな他人事じゃいけないんだけどね〜。ああ。
 
author:ねこじゃ, category:じっしゅう, 15:36
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